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対話12 「納税にしか使えない通貨を発行して納税しないと追い出されるという仕組み」ですって?

えっとー、タックスドリブンマネーの話は、JGと結びつけないと、価格の安定性に繋がらない

レイは、タックスドリブンマネーの考えはクナップやイネスにあったけれど、彼らには通貨の価格の安定性に関する議論が欠けていて、そこを最後の雇い手などの、緩衝在庫アプローチが補っている、と考えるわけです。

そういう思考はカントにすらあったわけよね

 

 

「納税にしか使えない」 そんなこと誰も言ってないだろっていう。たとえば兄弟がいたら互いにやりとりできるじゃん。
長さで言えば単位にはインチとかメートルとか尺とかあって、それぞれ人為的な基準があるわけだけど、ある通貨の単位と基準を決めているのはだれ?っていう話なんだよなあ

ゲーテ「学術においては,古人がすでに所有していた不十分な真実を捜し出し,それをさらに発展させることは,きわめて功多きものである」

ケプラーが天動説論者ティコ・ブラーエの測定データを使って地動説を論証したじゃん、とかね

ティコ・ブラーエは、聞き齧ったところだと、自らの観測データを、身内とケプラーのみに開示したとか

ティコ・ブラーエとヨハネス・ケプラー | 科学の歴史

話変わって

ヘッドホン、いつもの調子で nyun を煽るリンクを淡々と貼る

井上智洋デマと嘘のMMT – 進撃の庶民

井上ってケルトン本の解説書いてたはずなのになー

本家MMTが、にゅんMMTを完全論破!『MMTオタクは、ステファニー・ケルトンを糺せるか?』- 進撃の庶民

にゅんMMTと万作MMTへのワクチン!『偽装MMTや通訳MMTのデタラメ講釈に騙されず自らMMTを学ぼう!』 – 進撃の庶民

やっぱり何かをそのままに学ぶことをしない人間の書く文章は,つまらない
つまらないならまだいいが,読む方が頭がおかしくなってくる

良書を読む条件は悪書を読まないことである
ショーペンハウアー

万作MMTなんてものはないんだけどな。池戸万作に乗っかったことですっかり派閥化させることに成功してしまってる。

うん

そのままに学ぼうとすることって、どう説明したらいいだろう

私はヘッドホンから税金って最初に何もないところから生まれたのか?って訊かれて、それが考えるきっかけになった。

財源とされてる税金は政府が「税金として」生み出してるんじゃないよね??ってところが始まり。

うん、MMTに関して言えば国定通貨というシステムは税の設定と財政支出が前提になっているということを認めることが「そのままに学ぶ」の出発点になるだろうね。

そして財政支出は何らかの財を政府が得るという交換だし、それによって民間に生まれたマネーが民間の商品の交換に関わっていくわけだ。

このみぬさというバカは何が気に入らないんだろ

このへんか

で、その「インタビュー」なんだけど

これインタビューなのかね

コラム:見直されるMMT、提唱者の新著に見る長所と短所

「簡単だ」とか言うわけないし、書いてもいないよね

つまりこうした別の解釈者の記事をうのみにするのではなくて、ケルトンならケルトン本人がどのような言葉を使っているかを確認してそこから考えることが「そのまま学ぼうとする」ことだと思うよね

「労働者は過去四〇年にわたって新たな富を創出してきたが,その分け前にあずかることはなかった。それは民主主義の不足は国レベルだけでなく,企業の「内部」でも起きているからだ。今日多くの企業が経済版の封建領土のようになっている。ごく少数の裕福なオーナーが,膨大な数のふつうの市民に命令を下し,搾取している」(ケルトン『財政赤字の神話』早川書房,邦訳291ページ)


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