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対話16:ゲーテ、ハイゼンベルグ、パラドックス

ゲーテを最初から読むなら、どんな順番から読めばいいでしょうか?

これはむつかしい。
あえて色彩論!

小説なら、ファウストかなあ

色彩論はともかく、小説は一番手にファウストですか?

貨幣の問題となるとあれは外せないかなと

小説でいうと他の順番はどうなりますか?

考えてみたのですが、けっこう順番はどうでもいいかもです。
小説としての基本の傑作はヴィルヘルムマイスターの修行時代ですが、ヴェルテルも基本ですよね。でもなんとなくsorataさんがハマるイメージではないかな?、みたいな

ゲーテの小説は一通り読んでみたいです

ウェルテルだけは学生時代に読んでドン引きしたことを覚えてます(笑)

やはり(笑

ウェルテルももう一度読み直すつもりです

小説という形式なら戯曲ファウストも外れて、ヴィルヘルムマイスターの修業時代と遍歴時代、あと親和力があるだけですか。

ファウストは追加でお願いします

変化球でエッカーマンのゲーテとの対話を推す人も多い模様

初めて知りました

ポケットに詩集なんかも良いでしょう(笑

ハイゼンベルグですね

おお

この本さっき読んでました

なるなる

「ハイゼンベルクはゲーテの詩を好んだ。例えば一九二五年六月 、ヘルゴランド島で量子力学建設のインスピレーションの働いた日には、「終日、一睡もしなかった。三分の一は量子力学の計算をしてすごし、三分の一は岩山をあちこちよじ登り、残る三分の一はゲーテの『西東詩集 』を暗誦してすごした」そうである。」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/morpho1979/1981/3/1981_3_94/_pdf

ここは違うよね

「ゲーテのニュートン批判に関していえば、 ハイゼンベルクの立場はもちろんニュートン の側にある」

紹介するの間違えました。こっちです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/morpho1979/2004/26/2004_26_15/_pdf

「ここでゲーテを何か非難できるとすれば、それは最終的な「オチ」のつけ方のまずさと言う点だけでしょう。ゲーテはニュートンの見解を非難すべきであったのではなくニュートンの全物理学すなわち光学 、 力学そして重力の法則は悪魔から生じたものであると言うべきであったのです」

ところで

1925年の発見というのは行列力学のことですね。行列力学は量子力学の表現形式の一つで、量子力学には表現形式がいくつかありますが、どれも等価であることが知られてます。
その中でもハイゼンベルグの行列力学は一番最初に発見されたものです

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%8C%E5%88%97%E5%8A%9B%E5%AD%A6

これに挑戦すべきか半年悩んでおります

いま流行りの量子力学を情報理論から説明するスタイルの本ですね

私も買おうか迷ってる本です

八田さんのサイトの図を引用します

波動関数の収縮はパラドクスではない

なんか「似てる」んです


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